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2016年5月30日月曜日

【2016年版】 ネジコン(neGcon)をPCのレースシムで使う


ネジコンはまだまだ現役の入力デバイスです!

 コンソール機でレースゲームを楽しんでいる方はパッドタイプのアナログコントローラーでも問題無く楽しめると思います。それはパッドで遊ぶことを前提で挙動調整を行っているからだと思われます。

 しかし、PCのレースシムに関しては“リアルさ”を追及してか、ステアリングコントローラー前提とも言うべき繊細な挙動の為、パッドのアナログスティックでは入力の幅が狭過ぎてなかなか思い通りに操作出来ないタイトルが多いです。

 (中にはキーボードでタイムを出すツワモノも居るようですが)

 確かにステアリングコントローラーで得られる没入間は素晴らしいですし、価格も予算に合わせてたくさんの種類が選べるのも魅力的です。

 ですが、ステアリングコントローラーといえば日本家屋に不向きな入力デバイスと言っても過言ではないほどその“邪魔”な存在感と設置場所がネックとなります。

 今回はそんな日本のステアリングコントローラーが使えないPCレーシングシミュレーターユーザーを影で支えているナムコのネジコン(neGcon)をご紹介したいと思います。



前期・中期・後期3タイプのネジコンが存在


 ネジコンが登場したのはプレイステーション1が発売した時ですので、かれこれ21年前になります。本体ごとねじるその独特の操作はステアリング操作に似ている為“直感的”なアナログ操作が可能となります。




 ネジコンは発売後3度マイナーチェンジをしており、微妙に仕様が異なっています。
なのでまずは前期・中期・後期の仕様の違いからみていきましょう。

◆ネジコン前期型 オススメ度…★★★☆☆


■前期型の特徴

 白いボディに扇型のLRボタンが特徴。またLRボタンが円タイプのギアの為強度に問題あり。その為購入の選択肢としては除外すべきと思われます。


中古相場(2016年5月現在)
519円~4,780円







◆ネジコン中期型 オススメ度…★★★★★


■中期型の特徴

 同じく白いボディにLRボタンが扇型からフラットなデザインになったのが特徴。またLRボタンも円タイプのギアから垂直方向に動くギアに変更され強度も問題なくなっています。


中古相場(2016年5月現在)
519円~4,780円






◆ネジコン後期型 オススメ度…★★☆☆☆


■後期型の特徴

 黒いボディになり微妙にグリップ形状等も見直されています。サイズが一回り小さくなったのも特徴。名前もその見た目から『ブラックネジコン』に変更。価格も従来のネジコンが約5,000円だったのに対し3,000円と安くなった。どこかの記事でブラックネジコンは作りがイマイチでボリュームも狂ってくると読んだ事ある為、選択肢として微妙だと思われます。


中古相場(2016年5月現在)
2,249円~5,000円

コンバータ選びも注意が必要


 ネジコンをPCで仕様するには当然コネクタをUSBに変換しなければ接続できません。
PS1&PS2コントローラーをPCで使用する為のUSBコンバータは実に多く、しかも安価で出回っています。

※しかしネジコンに関しては注意が必要です!

 なんとネジコンのLボタンはアナログ仕様となっていてコンバータによってはまったくボタンとして認識してくれないものがあります。
私は二つのコンバーターを所持しておりますが、一つはLボタンを認識し、もう片方はLボタン自体全く認識してくれません。

まずはこちら

ELECOM ゲームパッドコンバータ USB接続 プレステ/プレステ2コントローラ対応 1ポート JC-PS101USV


 大体の家電店でも売られている最もポピュラーなUSBコンバータです。価格も1,000円前後でお手頃です。しかしこのタイプはLボタンを認識してくれませんので注意が必要です。

 ただし、それ以外のボタンやアナログ部分の感知は問題ありませんので、シフトチェンジ等を十字キーに割り当てたり、AT限定で遊ぶ方にはオススメです。

次はこちら
PLANEX/プラネックス USBゲームパッドコンバータ(PS/PS2対応・1ポート) PSX-CV01

 プラネックスさんのUSBコンバータはなんとネジコンの全ボタン認識してくれます。ネット通販等だとまだ入手可能だと思われます。

 ちなみに私はこのコンバータと中期型のネジコンを組み合わせてPCのレースゲームで使用しております。

キャリブレーションにはDXTweak2がオススメ


 ネジコンも経年劣化等でハンドル部分のセンターが微妙にずれてセンターにならなかったり、アナログボタンをめいいっぱい押し込まないと前回にならなかったりと色々と不具合があると思います。

 そこで便利なのがDXTweak2というXBOX360コントローラー用のキャリブレーションソフトがとても役立ちます。もちろんフリーソフトです。

※DXTweak2ダウンロードはコチラから

※DXTweak2の使い方等はこちらのブログを参考にすると良いと思います。

ちなみに私はこんな感じの設定にしています。


入力デバイスを整えて楽しいレース生活を


 ネジコンはアナログパッド以上ステアリングコントローラー未満といった位置付けでしょうが、個人的にとても優れた入力デバイスだと思っています。

 是非アナログパッドのアナログスティックが機敏過ぎて悩んでいる方はお試し下さい。
その際は是非中期型ネジコンをオススメしておきます。

それでは楽しいバーチャルレース生活を!

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